博物学探訪記

奥会津より

久島桃代

読書会書評 あのとき特別だったものの先に

「うまくいえないんだけど、すごくかなしいときとか、すごくうれしいときとかに、目の前に世界があって、それって世界の切れっ端なんだけど、そのときその人にとっては、その切れっ端が、においも、色合いも、全部完璧だってことだとわたしは思ったわけ。な…

奥会津・昭和村探訪記

2018年6月9日 午前中まで本を読む。自分史および個人史の先行研究と理論をまとめている。 個人の人生や歴史を大きな歴史を、「全体」とされる歴史に位置づけるのではないあり方で、読み解くことはできないか? あるいは、歴史家のもつ「全体」意識の構築のさ…