博物学探訪記

奥会津より

2020-01-01から1年間の記事一覧

群知堂読書会 課題本 フリードリッヒ・ニーチェ, 信太正三訳『善悪の彼岸 道徳の系譜(ニーチェ全集11)』筑摩書房, 1993年

テーマ:禁欲主義的理想による〈没意味〉からの離脱 人間の主体形成とその起源:〈良心の疚しさ〉 人間主体は、思考[1]/〈活動〉[2]によって形成される[3] 〈活動〉に〈作用〉[4]するのは〈権力への意志〉である 〈意志〉における〈約束〉[5]によって、人間…

2020年5月25日 集落誌調査 只見町大字只見(字沖、田ノ口を中心に)

2020年5月2日 集落誌調査 只見町大字黒谷

2020年4月13日 集落誌調査 金山町大字小栗山②:金山町小栗山の嫁入り

Aさん(昭和13年出生)は昭和34年の20歳のときに金山町小栗山の旦那さんの家に嫁いだ。小栗山は畑や田んぼが平じゃなかったので驚いたとされる。三島町西方の実家は裕福で何でもあったので、その落差にも驚いたのであった。実家は百姓のかたわら菓子屋をして…

2020年4月12日 集落誌調査 金山町大字小栗山

読書ノート 内発的発展論の外延 ――現代の奥会津における生活記録の捉え方――

1.はじめに:どこにいても異郷 2020年4月12日(日)に実施予定だった会津学研究会の読書会(新型コロナウィルス感染拡大防止のため延期)における課題本、赤坂憲雄, 鶴見和子『地域からつくる:内発的発展論と東北学』(藤原書店, 2015年)を読み終えた。…